シャンプー

 
シャンプーは、頭皮、頭髪の汚れを落とし頭皮・頭髪を健やかに保つための洗浄料(化粧品・医薬部外品)です。戦後間もない頃までは毛髪の洗浄には石鹸が使われていましたが、1955年に粉末状シャンプー、1960年に液体状シャンプーが発売され、石鹸から液体シャンプーへ大きな転換を迎えました。

シャンプーの成分としては、洗浄力を高める界面活性剤(アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、ノニオン界面活性剤等)が使われており、中でも洗浄力の強いアニオン界面活性剤を中心として泡立ちや粘性を保持するために他の界面活性剤が使用されています。
また洗髪中に髪がきしまない様にカチオン界面活性剤が使用されたり、頭皮・毛髪を健やかに保つ保湿剤・安定剤なども配合されることがあります。
以前は洗浄力を担う界面活性剤に石油由来の合成界面活性剤が主に使用されていましたが、昨今は頭皮への影響も踏まえ、合成界面活性剤の中でも皮膚への影響の少ない物や、天然のアミノ酸、石鹸由来の界面活性剤を使用する風潮も高まっています。

記事の監修医師

正木 健太郎銀座総合美容クリニック 院長
【略歴】
・平成14年 岡山大学医学部卒
・平成20年 銀座総合美容クリニック 開院
【所属学会】
・日本形成外科学会 正会員
・日本臨床毛髪学会 正会員
・日本再生医療学会 正会員
・日本美容外科医師会 正会員

監修医師の詳細情報
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