白髪は、加齢による毛髪の変化の一種で、男性・女性を問わず、高齢ではかなりの頻度で見られる変化です。 毛髪に色素を供給する毛母のメラノサイトは、生理的状態では毛周期10サイクル程度は活動しますが、その後細胞増殖機能が低下し、黒色・褐色色素であるメラニン濃度が減少し、髪全体が灰白色~白色に変わります。 白髪化は多くの場合不可逆的な変化で、現在明確な治療法は確立しておらず、毛染め剤・染料に頼らざる得ない状況です。 記事の監修医師正木 健太郎銀座総合美容クリニック 院長【略歴】 ・平成14年 岡山大学医学部卒 ・平成20年 銀座総合美容クリニック 開院 【所属学会】 ・日本形成外科学会 正会員 ・日本臨床毛髪学会 正会員 ・日本再生医療学会 正会員 ・日本美容外科医師会 正会員 監修医師の詳細情報