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何故「早期の対策が重要」なのか?

様々なところで、薄毛・AGAには「早期の対策が重要」と見聞きします。

では何故、薄毛・AGAには早期の対策が重要なのでしょうか?
何となく「症状がひどくなる前に治療した方が良い」という事は直感的に分かりますが、その本当の理由は以下の様に「毛母細胞の寿命」「毛髪の役割」という二つの観点から説明することが出来ます。

■毛母細胞の寿命

毛髪はすべてヘアサイクル(毛周期)という成長期、退行期、休止期という三つの状態変化を営んでいます。
この中で特に髪の寿命にとって重要なのが成長期(頭 皮の表面で毛髪が最も活動している時期)です。
健常な状態ではこの成長期は2年~6年間有りますが、ジヒドロテストステロンの影響でこの成長期の期間が数カ月~1年という短期間に短縮してしまい、細く短いミニチュア化した退行期毛や成長を止めた休止期毛が増加する事がAGAの原因だとわかっています。

このヘアサイクルにおいて、次の新しい成長期は休止期の毛乳頭細胞が毛母細胞にシグナルを送り、隣接する毛母細胞が分裂を開始する事で始まります。
分裂した 毛母細胞の一方は毛乳頭付近に残り、次の分裂に備えます。
一方の分裂細胞は徐々に角質化し、毛髪を形成して行きます。
つまり、髪の毛とは「分裂後に死んだ (角化)した毛母細胞の集まり」なのです。

毛乳頭細胞からのシグナル ⇒ 毛母細胞分裂 ⇒ 毛母細胞の角化 ⇒ 毛髪形成

ただし、このシグナルを受けた毛母細胞の細胞分裂も無限に繰り返される訳ではありません。
ヒトの身体を構成する細胞は、生殖細胞など一部の細胞を除き、DNAに存在する「細胞分裂の回数券」とも言われる「テロメア」の働きによってその分裂回数には限界があります。
ヒトでは細胞分裂の限界は約50回であり、毛母細胞も例外ではありません。
毛乳頭細胞からシグナルを受けて分裂する回数にも限界があるのです。

成長期の期間が2~6年ある時は、毛周期を1回転する為に要する時間は最短でも2年以上になります。
仮に毛母細胞の分裂が50回で打ち止め(=毛周期50回 転で打ち止め)だと仮定しても、2年×50=100年ですから、毛髪は100年という平均寿命以上の活動が可能になります。
しかし、AGAによって毛周期 1サイクルの期間が0.5年~1年と非常に短くなっている場合どうなるでしょうか。
0.5年×50=25年、1年×50=50年ですから、25歳~50歳 にかけて、沢山の毛母細胞が分裂不能となってしまい、毛周期を営めなくなってしまいます。
毛母細胞が分裂不能になってしまうと、どんな治療をしても毛髪の再生は不可能です。
つまり、毛母細胞が細胞分裂が可能な内に短縮した毛周期を長くすることが最も重要なポイントとなります。
ですから、AGA治療は毛周期がまだ回転の余力を残している内に、早めの対策をする事が重要なのです。

■毛髪の役割
毛髪は、一見外見を整える以上に何の役割も持っていない様に思えますが、実は紫外線や外部の刺激から頭部を守ったり、適度に皮脂を分泌して頭皮を良いコンディションに保つであり、毛母細胞も例外ではありません。
毛乳頭細胞からシグナルを受けて分裂する回数にも限界があるのです。

という大切な役割を持っています。
AGA・薄毛が進行すると、これらの大切な毛髪の機能が果たせなくなってしまい、頭皮が紫外線で傷んだり、皮脂の分泌が過剰になったり頭皮の環境がどんどん悪化してしまいます。
健康な毛髪は健康な頭皮無くして発育出来ませんので、AGAの進行が、さらにAGAを悪化させるという負のスパイラルを生み出すのです。
この様な「毛髪の役割」という観点からも、AGAには早期の対策が重要です。

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